相振りに苦戦

 現代のプロ棋界では居飛車を採用される先生方が多く、相振り飛車戦型の棋譜はどうしても相居飛車より少なくなっております。

 棋書においても、やはり流行りの角換わりや横歩取り、雁木などを取り上げた書籍が目立ち、相振りも少なからずありますが、充実しているかどうかについては難しいところです。

 現在通われている生徒様の中にも振り飛車党の方は当然いらっしゃいますが、対居飛車よりも対振り飛車の相振り戦型に苦戦しているように感じられます。

 対局者同士の飛車が向かい合う居飛車対振り飛車の対抗形では、お互いが牽制するような指し方で飛車側の筋を主として戦いになりますが、相居飛車・相振り飛車ではこの前提が異なります。

 相居飛車・相振り飛車においては、各対局者の飛車は基本的に相手の玉、言い換えれば囲いに向かうことになります。

 お互いの飛車が向かい合っていない分、比較的自由に攻め側の駒組が進められるものですが、下手に仕掛けてしまうと相手の手に渡った駒によって、カウンターを食らうようなこともあるのではないでしょうか。

 本教室では、振り飛車党の方には基本的に対居飛車の指し方から進めておりますが相振り飛車も当然避けては通れない道です。

 私自身が持っている自分なりの解釈と指し方も、それは一例に過ぎず絶対の答えではありません。

 生徒様方一人一人が最終的には自分なりの解釈としてそれぞれの戦型に対応できるよう尽力致します。

2019年03月14日